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歩くと痛い、、、腰部脊柱管狭窄症かも

2026.07.13

「少し歩くと足がしびれて、立ち止まって休むと、またしばらく歩ける」——買い物や散歩でこんな症状に心当たりはありませんか? この「歩く→しびれる→休むと回復する」をくり返す状態は間欠性跛行(かんけつせいはこう)と呼ばれ、多くの場合、腰の神経や足の血管に原因があるとされます。この記事では、その仕組みと見分けのポイント、すぐに受診すべきサイン、整骨院でできることを解説します。

結論:休むと治るのは「圧迫が一時的にゆるむ」から

歩いているあいだは、神経や血流への圧迫・負担が強まり、しびれや痛みが出ます。立ち止まって休む——特に前かがみになったり座ったりすると、その圧迫が一時的にゆるむため、症状がおさまってまた歩けるようになる、と考えられています。つまり「休むと治る」のではなく、「休んでいるあいだだけ、原因への負担が減っている」状態です。原因そのものがなくなったわけではないため、放っておくと歩ける距離が少しずつ短くなっていくことがあるとされます。

代表的な原因①:腰の神経の圧迫(脊柱管狭窄症)

もっとも代表的な原因が脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)です。加齢に伴う椎間板の変性・靭帯の肥厚・骨の変形などで、背骨の中の神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経や血流が圧迫されて足腰のしびれ・痛みが出るとされます。60代以降の方に多くみられます。

神経が原因の場合、次のような特徴がよくみられます。

  • 前かがみになる・座ると、しびれが楽になる
  • スーパーのカートを押していると、わりと長く歩ける
  • 自転車なら平気で進める(前かがみ姿勢のため)
  • 腰を反らす・立ちっぱなしで症状が出やすい

脊柱管狭窄症について詳しくは、脊柱管狭窄症の専用ページをご覧ください。

代表的な原因②:足の血管の病気(閉塞性動脈硬化症)

もうひとつ見逃せないのが、足の血管が動脈硬化で狭くなる病気(閉塞性動脈硬化症)です。歩くと筋肉が必要とする血流が足りなくなり、ふくらはぎなどが痛んで歩けなくなる——と、脊柱管狭窄症とよく似た間欠性跛行が出るとされます。こちらは血管の病気のため、対応がまったく異なります。

見分けのポイント(あくまで目安です)

腰の神経が原因
(脊柱管狭窄症など)
足の血管が原因
(閉塞性動脈硬化症など)
前かがみ・座ると楽になりやすい姿勢では変わりにくい(立ち止まるだけで回復)
自転車平気なことが多い自転車でも症状が出ることがある
足の冷え・色目立たないことが多い足が冷たい・色が悪い・脈が触れにくいことがある

ただしこれはあくまで一般的な傾向で、自己判断は禁物です。血管が原因の場合は内科・血管外科・循環器科などでの検査が必要になるため、当てはまる点がある方は医療機関の受診をおすすめします。

すぐに医療機関を受診すべきサイン

次の症状がある場合は、様子を見ずに速やかに整形外科を受診してください。早急な対応が必要な状態(馬尾症候群など)の可能性があるとされます。

  • 排尿・排便の異常(出にくい・漏れる)
  • お尻まわり(会陰部)のしびれ・ほてり
  • 両足に力が入らない・筋力低下が進んでいる

整骨院でできること

確定診断(MRI等の画像検査)や手術・投薬の判断は、医療機関の役割です。当院は脊椎の専門医療を行う新小文字病院(脊髄脊椎外科)と連携しており、検査が必要と考えられる場合はご案内します。

そのうえで整骨院・鍼灸院が担当するのは、医療機関での診断・治療と併用できる保存的なケアです。みよし鍼灸整骨院では、腰・お尻・股関節まわりの固くなった筋肉の緊張や、前かがみで固まった姿勢からくる負担に対して、鍼灸・ラジオ波・トムソンベッド・手技などを状態に合わせて組み合わせ、あわせてご自宅でできる体操や歩き方の工夫など「歩ける身体づくり」までサポートしています。※慢性的な症状への施術は健康保険の対象外(自費)です。

脊柱管狭窄症の施術について詳しく見る →

まとめ

「歩くとしびれて、休むと治る」は、身体からの分かりやすいサインです。休むと回復するぶん「まだ大丈夫」と先送りされやすいのですが、歩ける距離が縮んでからでは、筋力の低下も重なって回復に時間がかかりやすくなるとされます。「年のせい」で片づける前に、まず一度、原因を確かめることから始めてみてください。お尻から足の痛み・しびれ全般については坐骨神経痛のページもご参考に。

※症状の経過・回復には個人差があります。記載内容は一般的な情報であり、効果を保証するものではありません。
監修:みよし鍼灸整骨院 院長 三好 雄治(柔道整復師・鍼灸師)|下関市王司神田6-2-8|TEL 083-250-9649