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筋肉が異常に肥大してしまう病気とは?
2020.03.13
筋肉が異常に肥大してしまう病気とは?
どんなにジムで筋トレをしても筋肉がつかない!腹筋が割れない!というかたはうらやましがるかもしれませんが、生まれつき筋肉が異常につきやすい性質を持った動物が生まれてきます、人間も含まれます。
実は私は中学2年生の頃、なぜか筋肉隆々で体育の時間に筋トレをしただけで翌日には腹筋バキバキ、二頭筋こんもりという体をしておりました。そのせいか、身長も余り伸びなかったのでミオスタチン関連筋肉肥大病を疑って大学病院で検査をしたことがあります。
検査結果はかなりの筋肉質という診断結果でした
今回はこの筋肉が異常に発達してしまう病気(ミオスタチン関連筋肉肥大病)について解説し、実例を紹介したいと思います!
ミオスタチンとは
ミオスタチンはタンパク質の一種で筋肉の成長を阻害する性質を持ちます。
そのためどんなにジムで筋トレを行っても血中ミオスタチン濃度が高い方は筋肉が付き難く、ミオスタチン濃度が低い方は筋肉が付き易いという特徴があります。
このミオスタチンの濃度は筋トレを行うことで減少させることが出来ますが、遺伝的要因が関係することが多いです。
私の筋肉質はボディービルダーのようなふくらはぎを持つ母の遺伝を受け継いだのでしょう。大学受験を控える高校3年生の時は肩の筋肉が付きすぎて机で30分勉強するだけでものすごい肩こりになってしまいました。
ミオスタチン関連筋肉肥大病の例
では先天的にミオスタチン関連筋肉肥大病の患者はどの程度筋肉を持っているか紹介していきます。
リアム・フックストラ君
引用元:https://ameblo.jp/kobasirikunn/day-20101013.html
- 生後2日で両足で立った
- 生後5か月で体操選手の行う十字懸垂の姿勢を行う
- 8か月になるまでに懸垂を行う
- 1年7か月で逆さ腹筋運動を行う
ものすごいですね(笑)
人間以外にも様々な動物の例があります。
〇カンボジアのBanteay Meanchey州
の農場で発見された豚
〇牛(Belgian Blue)
複数の品種改良した牛を交配させ、人為的に遺伝子変異を起こして誕生しました
ただ、あまりにも筋肉が発達しすぎているため通常の出産をすることは不可能で、必ず帝王切開をするそうです。
出典元:https://gigazine.net/news/20070712_belgian_blue_cow/
〇ウィペット犬
ウィペットはグレーハウンドとテリア種を交配させて誕生した犬種です。
遺伝子異常によりこのような筋肉隆々の姿をしています。
〇ピットブル
〇カンガルー
出典元:https://metro.co.uk/2016/02/08/roger-the-buff-kangaroo-is-back-and-more-muscular-than-ever-5669058/
〇キリン
キリンは縄張り争い、オス同士の喧嘩に頭と首を使います。
首をしならせて頭をぶつけ合うのです。
こんなムキムキの首で殴られたらと思うと。。。このキリン怖すぎです
まとめ
今回はミオスタチン関連筋肉肥大、そして筋肉ムキムキの動物、人間を紹介しました。
皆さんもこの動物たちを目指して日々のトレーニングに励みましょう!
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