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リバウンドしないために!知っておくべきことを解説

2020.06.26

そもそもリバウンドとは、ダイエット後にたくさん食べてしまい、元の体重・元以上の体重に戻ってしまうこと。せっかくダイエットしても、このリバウンドのせいでなかなか痩せられない。これは多くの女性を苦しめる悩みの種の一つですよね。そんな女性たちを救いたい、その一心で今回はダイエットに奮闘する女性のために、リバウンドをしないため必要な知識をお届けしたいと思います。

【リバウンドの原因】

まずはリバウンドしないためには、食欲をコントロールすることが非常に大事になります。ダイエット後はどうしても食欲は増えてしまいますが、なぜダイエット後は食欲が増えるのか、知っていますか。勿論それは「空腹感」があるからなのですが、この「空腹感」には血糖値が密接に関わっているのです。血液中の糖分が下がっている状態、つまり血糖値が低い状態は身体にエネルギーが足りていないと判断されます。そのため、「空腹感」を感じ、食欲が増してしまいます。ダイエットが終わると、この血糖値が乱高下してしまい、一気に下がる方が多いです。ダイエットが終わって食べてしまうことで、一気に糖質が身体に入ります。そこでインスリンが出て血糖値を下げるためです。そして血糖値が低いために、また食べてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

【血糖値を安定させるために:GI値が低い食べ物を食べる】

リバウンド ダイエット オートミール

それを防ぐために、血糖値が安定する必要があります。血糖値が安定していれば、空腹はあまり起こらないと言えます。血糖値を安定させるためには主に2つの方法があります。ひとつは、糖質の摂取量を抑えること。もうひとつは、糖質の吸収をゆっくりにすること。白米や小麦は吸収が速いとされています。吸収速度が速いと、すぐに吸収されることでインスリンがいっぱい出て、血糖値が一気に下がってしまいます。一方で、オートミールやサツマイモ、蕎麦など、グリセミックス・インデックスが低いものはゆっくり吸収されるため、血糖値が一気に上がったり下がったりすることはありません。グリセミックス・インデックスとは食品ごとの血糖値の上昇度合いを間接的に表現する数値のことで、グリセミックス数値またはGI値とも呼ばれます。ダイエットが終わったからと言って、白米や小麦、ラーメンなどのGI値が高いものを食べるのではなく、もっとゆっくり吸収されるオートミールやサツマイモ、蕎麦などを食べることをオススメします。

【血糖値を安定させるために:食べる順番】

リバウンド ダイエット 食べる順番

また、食べる順番を変えることで効果があると言われています。野菜やキノコ、海藻に含まれる食物繊維には糖の消化・吸収を遅らせる作用があるためです。「サラダを食事の最初に食べるとよい」と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。次に肉や魚、大豆製品などのタンパク質のおかずを食べます。野菜ほどではないですが、炭水化物よりは血糖値の上がり方を抑えることができます。消化時間も炭水化物よりはかかるため、野菜の次に食べることで糖質の吸収をさらに穏やかにします。このように野菜(食物繊維)→肉・魚(タンパク質)→お米・パン(炭水化物)の順番を意識するだけでも、血糖値の急上昇を防ぐことができます。

【血糖値を安定させるために:油を加える】

リバウンド ダイエット ビッグマック

しかしダイエットが終わったのに食べられない、となるとメンタルがやられますよね(笑)。「糖質がゆっくり吸収される」ために「油を加える」という解決方法があります。「油!?余計に太りそうっ!」と思ったあなた。安心してください。雑炊やうどんなど、すぐに吸収されるものは血糖値が上がりやすいですが、ビッグマックやステーキなど油が多いものはゆっくり吸収され、血糖値が急上昇することはないのです。なので、ある程度炭水化物、糖質を控えたうえで、油が少し多いものを食べることも手段のひとつです。例えば、ラーメンを食べるときは、麺を少なめにしてチャーシューを追加してもいいですね。油が吸収をゆっくりにし、油が多い分糖質を控えることができるのです。

【クエン酸】

リバウンド ダイエット クエン酸

肝臓のグリコーゲンが少なくっているときは、グリコーゲンを入れようとして沢山食べようとします。一方で、肝臓のグリコーゲンがある程度溜まった状態であれば、あまり食べようとしません。つまり、肝臓のグリコーゲンが満たされていれば、食欲はそんなに増えません。そこで役に立つのが、食後にクエン酸です。体内には解糖系という糖質をエネルギーにする経路があります。この解糖系が活発に働くと糖質がエネルギーになるわけです。クエン酸を摂ると、解糖系の途中にある酵素をストップさせます。解糖系がストップすることで、糖質がエネルギーになりにくく、グリコーゲンが作られやすい現象が起きるのです。つまりクエン酸を摂ると、糖質がグリコーゲンになりやすく、食欲はそんなに増えなくなるのです。さらにクエン酸自体にもグリセミックス・インデックスを下げる働きがあります。クエン酸、素晴らしいですね。ただ注意点があり、クエン酸は摂りすぎると体脂肪が増えてしまいます。一食3gほど、1日6g~9gを目安に摂取しましょう。

【最後に】

いかがでしたでしょうか。これでリバウンドしないための知識は得られたと思います。
せっかく頑張ったダイエット、無駄にしたくありませんよね。私も皆さんが頑張ったダイエットを無駄にさせたくありません。したがって、このように微力ですが、情報を通じて全力でサポートさせていただきます。今後も頑張っていきましょう!