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【症例紹介】スポーツのケガから術後のリハビリまで:当院の治療とサポートの舞台裏
2026.05.23
皆さま、こんにちは。当院では日々、小さなお子様のアスリートからシニアの方まで、一人ひとりの状態に合わせた丁寧な治療とリハビリを行っています。
今回は、最近当院で対応した実際の症例や、治療を進める上での「大切なポイント」をいくつかご紹介します。
① ジュニアアスリートの「復帰への焦り」とどう向き合うか
10歳〜12歳頃の成長期のお子様に多いのが、足首の靭帯損傷や、ひじの「OCD(離断性骨軟骨炎:軟骨が剥がれてしまう状態)」です。
リハビリが進んで痛みが引いてくると、子どもたちは「早く全力でプレーしたい!」と焦ってしまいがちです。先日も、軽いスイングだけと約束していた野球少年の患者様が、我慢できずに全力でバッティング練習をしてしまい、お話をしながら涙を流す場面がありました。
スタッフも胸が痛む瞬間ですが、「将来、大好きな野球を長く続けるため」に、あえて今は一度しっかり休もうね、と優しく、時には厳しく指導を行っています。ただ身体を治すだけでなく、お子様の気持ちにも寄り添ったサポートを心がけています。
② 肩や手足の「術後リハビリ」:日常生活に直結するこだわり
肩の脱臼や骨折の「手術後のリハビリ」も当院の得意分野です。
- 肩の術後: 「腕が上に挙がるからOK」ではありません。下着の着脱や背中を洗う時など、「背中に手を回す動作(結帯動作)」がスムーズにできて初めて、本当に治ったと言えます。無理な動かし方で手術した場所を痛めないよう、日常生活の動きを見据えたリハビリを行います。
- シニアの骨折: 高齢の方の上腕骨(肩の近くの骨)の骨折では、骨の強さに合わせた適切な手術(プレート固定など)がお医者様によって選択されます。当院ではその意図をしっかりと汲み取り、医師と連携しながら安全なペースで動かせる範囲を広げていきます。
③ 「箸が持ちにくい…」それは首のSOSかも?
手のしびれや、「箸がうまく使えない」「ボタンが留めにくい」といった細かい動作のしにくさは、単なる手の不調ではなく、首の神経(頚髄症など)が原因のケースがあります。
当院では、こうした「隠れた重篤なサイン」を超早期に発見し、速やかに信頼できる専門医(新小文字病院など)へご紹介する連携体制を整えています。
「このくらいの痛みなら大丈夫」「少し様子を見よう」と我慢せず、気になる症状があればいつでもお気軽に当院へご相談ください。
