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ダイエット中のNG行為3選
2020.07.07
あなたがやっているダイエットは正しいですか?
今やダイエットに関する情報は五万とありますが、しっかりとした根拠に基づいた方法でダイエットしなければ効果が出ません。そんな嘘の情報を鵜呑みにし、ダイエットを断念してきた人をたくさん見てきました。そこで今回は、論理的にわかりやすく、ダイエット中のNG行為について解説していこうと思います。
【摂取カロリーを減らし続ける】
ダイエットをしていると、なかなか減らない時期が訪れます。よく「停滞期」と呼ばれていますね。最初は順調に体重が落ちている人なら尚更、焦ってしがちです。しかし、この停滞期は誰にでも起こることなのです。身体が消費カロリーを抑えようとするから起こります。逆に言えば、身体が少ないカロリーでも効率的に動けるようにしています。なので、この時期に更にカロリーを減らし続けてしまうと、身体がどんどん適応してしまうのです。これが原因で、「全然体重が減らない・体脂肪が落ちない」ことに繋がります。この悩みを解決するためには、身体の代謝を元に戻してあげることが大切です。つまり、少ないカロリーでやっていこうとしている身体を元通りにしてあげます。それには、「食べること」が必要になります。摂取カロリーを増やすのです。ただし、毎日増やしていてはダイエットにはならないので、1日か2日くらい「食べる日」を設け、代謝を元通りにしましょう。
【いつも以上にトレーニングする】
ダイエットしていると、痩せるために「摂取カロリーではなくて消費カロリーを増やそう」と、たくさんトレーニングしようと思う人は多いでしょう。しかし、これはよくありません。ダイエット中は摂取カロリーが少ないため、回復が遅れています。回復が遅れている状態での過多のトレーニングはオーバートレーニング症候群を引き起こします。オーバートレーニング症候群とは、スポーツなどによって生じた疲労が十分に回復しないまま積み重なって引き起こされる慢性疲労状態のことで、筋肉が落ちたり、体調を崩す原因となります。おーバートレーニングにならない、かつ、消費カロリーを増やすためには、トレーニングの頻度を高める手段があります。週3回でトレーニングしているとすれば、週5回に頻度を増やします。一見余計疲れが溜まりそうではありますが、その分の1回のトレーニング量を減らします。週3回・1回1時間でやるより、週5回・1回30分でやると、オーバートレーニングにもならず、消費カロリーを増やせるわけです。
【食事をタンパク質ばかりにする】
「タンパク質は筋肉の材料だから、タンパク質ばかり摂ろう」なんて思っていませんか?タンパク質を摂取することは非常に重要ですが、糖質や脂肪の両方一切摂らないのはNGです。糖質や脂肪は通常の身体エネルギーになっています。糖質も脂肪もなかったら身体はタンパク質をエネルギーにするしかありません。筋肉をエネルギーにする、ということは筋肉が分解しやすいということです。なので、糖質や脂肪の摂取を制限するにしても、両方減らすのではなく、どちらかを極力減らすようにしましょう。糖質を極力減らすのであれば脂肪をしっかり摂り、脂肪を極力減らすのであれば糖質をしっかり摂りましょう。
【最後に】
いかがでしたでしょうか。3つのNG行為、やってしまっていた人も多いのではないでしょうか。それぞれのNG行為に対し、その対処法も提示しているので是非参考にしてみてください。コロナの影響で十分に運動できていない方も多いと思います。しっかりと正しい知識を身に付け、トレーニングに励みましょう。